怒る人、怒らない人

今日のブログは友人によるものである。(執筆ありがとう!!)

 

わたしはよく友人から「いつも穏やかだよね、怒ったところは想像つかない」と言われる。こう言われるたび、それはいいことなのか、わるいことなのか、考えてしまう。

わたしは昔は些細なことにもすぐに腹が立って、どうして自分の言い分を理解してもらえないんだ、と周囲に当たり散らす所謂「キレキャラ」だった。そんな時学校の先生に、「お前の当たり前と他人の当たり前は違って当然なのだから、自分の当たり前を他人に押し付けるな」と酷く叱られた。
すごく驚いて、ハッとして、でもとても納得がいったのでその日以来わたしは誰かに対して怒ることはほとんどなくなった。今でもその先生のことは恩師だと思っているし、怒らない自分の方がよく怒る自分よりよっぽど気に入っている。

しかし母はわたしに、「たまには怒ることも必要だ」と言う。
怒らないことによってナメられたりすることを危惧しているのだろう。確かにそういうことはないとは言えない。
怒ることはその人の為を思った優しさである場合もあると思う。わたしは怒らないと感情が波立たず自分自身とても楽なので怒らないことによって省エネしてる部分もある。

怒ることは思っているほど悪いものではないかもしれない。でもわたしは怒らなくても自分の意思を伝えられる、伝え方のうまい人になるほうを選択したいと思う。道のりは長そうだけど。