【ネタバレ有】進撃の巨人の感想(アルミンについて)

※このブログは進撃の巨人33巻までのネタバレを含むので、まだ読んでない方は引き返してください!

進撃の巨人の推しキャラを1人に絞るのはとても難しい。みんなとても魅力的で人間味にあふれているから。でも強いてあげるとすれば、アルミンかな。金髪でかわいらしい顔立ちに加えて、頭のキレ具合がすさまじい。アルミンがいなければ、もうとっくにパラディ島のエルディア人は死滅してたんじゃないかな、と思う。

 

そんなアルミンは、目まぐるしく変化する状況の中でたくさんのものを捨ててきた。

「何も捨てることができない人には何も変えることはできない」

この名言の通り、アルミンは現状を変えるために彼の大切なものを捨てた。人間性も、アニへの想いも。シガンシナ区での戦いではベルトルトを倒すために自分の命だって犠牲にしようとした。

 

でも、海をみてからは何だかアルミンに潔さや大胆さが損なわれたような気がする。柔らかくなった、というか。より一層、対話を重視するようになった。

これはエレンが指摘した通り、ベルトルトの意思が反映されているのだろうか…?

 

 

 

ここからは何となくの予想になってしまうのだけれど、アルミンはまた何かを捨てる選択を取らなければならないような気がする。

エレンの地ならしを止めるには、対話は効かないと思うから。自分の命か、仲間の命か、それとも何か別のものか。何か大きなものをまた捨てなければエレンの地ならしは止められないように思う。

明確な根拠はないけれど。。

 

でも、できることならアルミンはなんとか生き残って残り僅かな寿命を穏やかに全うしてほしいな、と思う。(T . T)