かわいくなりたい

大学生になってすぐ、思い知った。

かわいくないと人権がないんだと。

 

セレクションという仕組みを始めて知ったときは衝撃を受けた。絶対自分は選ばれないだろうと思い、私は自分の好きな映画を作れるサークルを選んだ。しかしそこでも、見た目に対してコンプレックスを抱いた。おしゃれな服をきて、それなりにメイクしても、カメラ好きな子たちに不意にとられた自分の写真が全体ラインにあがると落ち込んだ。ヒロインにはかわいい女の子しか選ばれず、私にオファーがかかったことなんてほぼない。

 

結局見た目なんだって卑屈になったりもした。

 

今は昔ほどコンプレックスがなくなりつつあるけど、それでもたまに自分の見た目がどうしようもなく嫌になる時がある。

かわいくなりたいなぁ、と切実に思う。

今年の振り返りと来年の豊富

一昨日、無事に仕事を納めることができ、今は実家でおせち作りをしたりテレビをみたりしている。

この1年を振り返ると、「社会人になったこと」「ひとり暮らしをはじめたこと」が大きな変化だったと思う。

仕事面ではまだまだと思うこともあるけれど、4月に比べればだいぶ成長できたと思う。

ひとり暮らしも慣れ、家事や自炊もできるようになった。

これは今まで実家で甘えすぎていた私にとっては大きな成長だ。

 

来年の目標は2つ。

①夢中になれる趣味を探す

②料理のレパートリーを増やす

頑張るぞ!

【ネタバレ有】進撃の巨人の感想(アルミンについて)

※このブログは進撃の巨人33巻までのネタバレを含むので、まだ読んでない方は引き返してください!

進撃の巨人の推しキャラを1人に絞るのはとても難しい。みんなとても魅力的で人間味にあふれているから。でも強いてあげるとすれば、アルミンかな。金髪でかわいらしい顔立ちに加えて、頭のキレ具合がすさまじい。アルミンがいなければ、もうとっくにパラディ島のエルディア人は死滅してたんじゃないかな、と思う。

 

そんなアルミンは、目まぐるしく変化する状況の中でたくさんのものを捨ててきた。

「何も捨てることができない人には何も変えることはできない」

この名言の通り、アルミンは現状を変えるために彼の大切なものを捨てた。人間性も、アニへの想いも。シガンシナ区での戦いではベルトルトを倒すために自分の命だって犠牲にしようとした。

 

でも、海をみてからは何だかアルミンに潔さや大胆さが損なわれたような気がする。柔らかくなった、というか。より一層、対話を重視するようになった。

これはエレンが指摘した通り、ベルトルトの意思が反映されているのだろうか…?

 

 

 

ここからは何となくの予想になってしまうのだけれど、アルミンはまた何かを捨てる選択を取らなければならないような気がする。

エレンの地ならしを止めるには、対話は効かないと思うから。自分の命か、仲間の命か、それとも何か別のものか。何か大きなものをまた捨てなければエレンの地ならしは止められないように思う。

明確な根拠はないけれど。。

 

でも、できることならアルミンはなんとか生き残って残り僅かな寿命を穏やかに全うしてほしいな、と思う。(T . T)

【ネタバレ有】進撃の巨人の感想

※このブログは進撃の巨人の単行本33巻までのネタバレを含むので、まだ読んでない方は引き返してください!

初めて漫画「進撃の巨人」の存在を知ったのは確か私が中学生の頃だったと思う。漫画の中で超大型巨人が登場した時は、本当にビックリした。今まで読んだどの漫画よりも残酷で衝撃的で、面白いと思った。それ以来、私はずっと進撃の巨人を読み続けてきた。

そんな進撃の巨人も先日33巻が発売され、次の34巻は最終巻となるらしい。

おこがましいことこの上ないが、私は進撃の巨人を読んでいると、エレンたち104期生たちと一緒に戦い、涙を流し、怒り、悲しみ、成長してきたような錯覚に陥ってしまう。

 

私はなぜ進撃の巨人をこんなにも面白いと感じるのか。

1番の理由は、物語の中でキャラクターの信念や性格が大きく変わる瞬間がきちんと描かれているからだと思う。漫画やアニメだと、最初から最後までキャラクターの信念や性格がずっと同じなままなことが多い。責任感の強い少年はずっと「敵を倒す!」という強い意志によって戦い続け、心の綺麗な少女はずっとその優しさを失うことはない。そういう漫画やアニメを否定したい訳ではないけれど、私はキャラクターに人間らしい変化がある方が面白いな、と思う。

分かりやすい例をあげると、104期のジャンはずっと憲兵団に入って安全な内地での生活を求めていたが、マルコの死を経て調査兵団に入って戦う選択をした。その時のジャンの心の変化を描いてるシーンにはグッときた。作者の諫山先生は、本当に人の心の変化を描くのが上手だ。

 

33巻でも、私がグッときた心理描写はいくつもある。1番グッときたのは、アニが再び戦うことを選ぼうとするシーンだ。失ったものの数々を反芻し「もう、遅い…」と諦念の表情を浮かべていたアニが、ファルコとガビの真っ直ぐな思い、そしてキヨミ様の言葉によって、感情を揺さぶられる瞬間。

 

物語はあと少しで閉幕を迎える。

最後の最後まで、諫山先生がキャラクターの心理描写に手を抜くことはないだろう。

どんな結末になるのか見当もつかないが、最後まで彼らの戦いを見届けたい。

内側と外側

親知らず抜歯のために1週間ばかり入院した。

 

入院中、病院の内側と外側では時間の流れ方が違うように感じた。

 

院内の入院患者は、それぞれの不自由さを抱えながらゆっくりと闘病・療養生活を送っている。退院の日を心待ちにしながら。

 

しかし、病室の窓から外を眺めると、ひっきりなしに車が走り、小田急線の踏切の音が聞こえてくる。人々がせわしなく動いているのが分かり、そのスピード感に少しばかり圧倒される。

 

私の親知らず抜歯の手術は他の入院患者の病気やケガに比べたらさほど大した治療ではなかった。

それでも、

「はやく外側に戻りたいー。」

そう、強く思った。

 

できることなら、入院なんてしたくない。

健康が1番だ。

どんなに不遇な目に遭っても、身体と心が丈夫なら何とか乗り越えていける気がする。

 

私や私の大切な人たちが、ずっと健康で、外側の世界で生きていけますように。

1番の味方

はぁ、なんでよりによって今日なんだろ。

重い。辛い。痛い。

月に一度のあれは、遅れると不安になるけど、いざ

訪れると本当にしんどい。。

 

こんな暑い日に、バイトを入れてしまった日に、なぜ。。

まあ、仕方のないことだけど。

 

バイトは大崎駅から歩いて5分のところだけど、タクシーを使った。事務のバイトだから座っていられるのは不幸中の幸い。それでも体は重いし、貧血っぽい感じになる。

 

友達の話を聞く限り、私はそんなに酷い方ではないと思われる。それでも、こんなにも辛い。

 

帰り道、辛くて思わず立ち止まってしまった。たくさんのサラリーマンが駅を通るけど、ここに私の味方は誰1人いないと思った。

家に帰って母に辛かったと話したが、母はあまり共感してくれなかった。

結局、どんな痛みも辛さも、当人にしかそれを理解することはできないのだろう。

私自身が私の痛みを知る唯一の存在であり、私自身が私の1番の味方なのだと気付かされた。

 

他の人に自分の痛みや辛さを真に理解してもらうことなど出来ない。だからこそ、辛いときに自分の身を守れるのは自分だけだと考えて行動していきたい。

 

生理痛は侮れない。

私はまだ事務のバイトをこなせるだけの体力があったが、中には倒れてしまう人、起き上がれない人だっている。

社会人になってからも、生理痛がひどい時は無理をせず、しっかりと休ませてもらおう、と心に誓った。

蜂と香水

先日、横浜デートをした。

コロナのこともあって、おでかけデートは久々だった。なんだかすごくワクワクしてて。

それで、出かける直前に滅多につけない香水をかけてしまったのだ。

 

夕暮れ時の赤レンガ倉庫。

海辺のベンチに2人で座って「なんだかロマンチックな雰囲気だなぁ」なんて考えて、ふと彼をみると…。彼の頭に巨大な蜂が!!もう、それはそれは恐ろしい、中指くらいの大きさの蜂。

 

私は慌ててどうしよう!って動揺することしか出来なかったけど、彼はすごく落ち着いてた。彼がハンカチで蜂をふわっと払って何とかその場を離れた後も、彼は「災難だったね〜」なんて笑ってて。

なんだか、尊敬しちゃうなぁ。

 

思い出すだけで本当に恐ろしい。

彼が蜂にさされる、なんて大変な事にならなくて本当によかった。

でも、こんな事件のきっかけを作ってしまったのはたぶん私。普段つけない香水なんてつけてしまったから、蜂を寄せつけてしまったのだ…。MissDiorのフローラルの香り。あれが良くなかった。

慣れないことをするものではないなぁ、と反省。

おでかけデートとかピクニックの時には香水はつけないようにしようと思う>_<