秋の夜長に

今日のブログは私の友人によるものである。

(執筆ありがとう!!)

 

夏が終わり、日がどんどん短くなってきた。秋の夜は長い。
毎年秋になると、この長い夜を持て余してしまう。どうしようもなくさびしい気持ちになる。

ふと、いつからこんなにさびしく感じるようになったのだろうと思った。思い返してみると、確かに子どもの頃はさびしさなど感じていなかった。夜になると隣同士に並べた布団に姉と2人でもぐり、そのまま眠りにつくまで姉は毎晩自作の物語を聞かせてくれた。私の好みを知り尽くした姉が私のために作ってくれたお話は面白くないわけがなかった。夜はさびしいものなどではなく、毎日心待ちにするものだった。

今晩はせっかくだから、久しぶりに姉の部屋を訪ねてみようか。