北斎展よかった!

 

先日、六本木森美術館葛飾北斎展に行ってきた!!!!!

葛飾北斎ってほんとにすごい!!

 

私は北斎に対して”富嶽百景の人”というイメージしかなかった。しかし!この展示を訪れ、葛飾北斎が生涯に渡り、ほんっっっっっとにたくさんの絵を描いてきたことを知った!

展覧会に飾られてる絵は500件ちかくあって、せんふみ終わる頃にはすこし足が疲れてしまうくらい見応えがある。北斎は90歳近く生きたらしいけれど、それにしても、どれだけ描いてきたの…!!と圧倒されてしまう。

彼はどんなものでも選り好みせずに描く。人物画も、風景画も、植物画も、妖怪画も、漫画も、浮世絵も、春画も。しかもぜんぶめちゃくちゃ上手い。

若い頃から晩年までひたすら絵を描き続けた彼は、まわりから「絵がうまいきちがい」と言われ、自分でもそれを認めていたそう。(ちなみに彼は晩年に自分で自分の名前を「画狂老人」に変えたというエピソードもある笑)

 

彼の絵をみていると、「この人ほんとに絵が好きだったんだなあ…。」と感じる。

どの絵にも、彼の、絵に対する真摯な想いが込められている。

 

200年もの時を越え、彼の絵は私を魅了する。

いや、私だけじゃない。

この展覧会を訪れたすべての人が彼の美しい絵に心を打たれていたと思う。

(そういえば外国人もけっこう多かった気がする…。)

 

この展覧会は3/24までやってるらしいので、時間がある人はぜひ足を運んでみてほしい!やっぱり、本物を間近でみれる魅力というのはハンパない!浮世絵の繊細なグラデーションとかは至近距離じゃないと分からないもん!あと、紙が微妙に破けていたりするのも、これがレプリカじゃなくて実物なんだ!って感じられて興奮する!

 

うーん…。ほんとにすごかったんだけど、こういうの伝えるのむずかしいな…。

とりあえず、百聞は一見にしかず!行ってみてほしい!笑